有機ELニュース

 

2016年11月1日 【山形大工学部の若手研究者2人に山形県科学技術奨励賞】

 

 山形大学工学部の多田隈(ただくま)理一郎准教授(40)と千葉貴之助教(33)に、山形県科学技術奨励賞が贈られた。
 千葉助教の研究は、ガラスなどの基板の上に薄い膜が重なっている有機ELの製造で、大幅なコストダウンが期待されるという。現在は真空・高温下で有機材料を蒸発させ、基板表面に膜を作る方式が取られているが、低温の大気圧下で膜を塗り重ねる手法を開発した。
 

 

朝日新聞山形県版へ